気分が落ちないように、ストレスは上手く解消しましょう

症状を知ろう

精神療法には認知療法が効果的です

うつ病と診断され、さまざまな観点から治療を始めていきます。代表的なものとして薬物療法と並行して行われるのが精神療法です。患者の心理面に働きかけることで、うつ病の状態を改善していきます。特に有効性が高いものに、認知療法があります。認知とは、物事をどのように捉え、どう考えるかということですが、気分により認知のあり方は影響されるといわれています。マイナス思考の考え方も、物事の考え方や行動によって大きく変わっていきます。治療方法は、日々の出来事をどのように行動するのか具体的に考え、前向きに実践できるよう手助けをしていきます。物事を前向きに捉えられるようになると、気分も安定していきます。うつ病の症状が重いと、感情のコントロールがなかなか改善できないことが多いので、精神科医に相談してみましょう。

思いやりを持って症状を改善させていきます

うつ病患者に結婚の満足度が低い人ほど、症状がひどくなることがあります。治療には行動やコミュニケーションを変化させ、夫婦間の問題を解決することでうつ病の症状を改善させていきます。また、対人関係に大きな問題を抱えている人は、うつ病になりやすいといわれています。現状の症状と、その人が抱えている対人関係の問題の関連性に注目し、状況を明らかにしていきながらうつ病の治療を行う方法です。患者の訴えをよく聞き、一般的な価値判断をするのではなく、相手の気持ちを理解して支えていく支持療法があります。精神療法としては基本的なもので、どのような手法での治療でも、相手を尊重することで改善していきます。うつ病になりやすい性格が問題なのではなく、あくまで病気としての治療であり、相手を思いやることは忘れてはならない事です。

うつ病は誰にでも起こりうる精神疾患

人間関係や生活環境などからくるストレスによって、うつ病を引き起こす人が増えてきています。このような背景は現代において珍しいことではありません。よってうつ病は誰にでも発症する可能性があり、その中でも特に真面目で几帳面な性格の人に起こりやすいと言われています。 うつ状態を放っておくと最悪自殺など、命にかかわるような症状にも発展してしまいます。普段から適度にストレスをうまく逃がしてあげられる方法を見つけておくことが、うつ病の予防へとつながります。 また、発症しても初期段階に適切な治療を受けることで症状の改善が見込めますので、じっくりと向き合い焦らず治療を継続して行くことが大切です。 早く治そうということは、本人も周囲も考えずに無理せず休養することを優先しましょう。

家族や周囲の接し方について

うつ病の治療には、本人だけでなく家族や周囲の人の協力も必須となってきます。うつ病は患者自身で病気だとは認識しにくいので、病気のサインに気づくのも周りの人の存在が非常に重要です。おかしいと思ったら医師に相談してみるのも良いでしょう。 またうつ病の患者を元気づけるためにポジティブな言葉をかけがちですが、患者自身が持つ「このままではいけない」「早く治したい」というような気持ちにプレッシャーをかけてしまい、症状が悪化するケースも多いです。「頑張ってね」や「早く治そうね」などの言葉は避けましょう。 大切なことは、その時の患者の姿を受け入れてあげることです。何をするのも辛い時は休養することが大事です。伝えたい気持ちがあるときは患者のペースで否定せずに聞いてあげましょう。 病院での治療と併せて周囲の人の存在、接し方も治療の進行を大きく左右するものとなります。「きっと治るから大丈夫」というような気持ちを両者ともに持ち、慎重に寄り添って行くことが大切です。